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久々の更新です。 [週末日記]

久々の更新です。
忙しくなると、どうしても、ブログがご無沙汰になってしました。

今週、絵本作家のやなせたかしさんが亡くなられました。享年94歳だったそうです。

やなせさんは、絵本作家以外の分野でも活躍されていました。

デザイナー、編集者、舞台美術家、演出家、司会者、コピーライター、作曲家、シナリオライターなど。作曲の分野では、『手のひらを太陽に』の名曲も生んでいます。

絵本作家としてのやなせさんの代表作は、なんと言っても、『アンパンマン』です。

当初の『アンパンマン』は、「貧困に苦しむ人々を助ける」という内容であったそうです。それは、未就学児には難解なもので、幼稚園の先生などから酷評されたそうです。でも次第に、子供たちから支持を得ていったそうです。

確かに、今でも、幼稚園や保育所の先生の中には、マイナスの評価を下す方もいるようです。

私が経験した嫌がらせは、こんなものでした。

子供が、保育園にいる時の話です。(仮に、イチローにしておきます)

ある日のこと、いつもの様に、3時のおやつが園児たちに配られました。その日は、バームクーヘンがおやつでした。バームクーヘンを配り終えた先生は、「みなさん、よく噛んで、食べてください」と。

園児たちが、バームクーヘンを食べ始めた時です。

先生は、こう言ったのです。
「イチロー君は、アンパンマンが好きだから、飢えてる人にバームクーヘンをあげないとね」

そして、イチローのバームクーヘンを取り上げて、隣にいた園児たちに分け与えたのです。

イチローは、かなり落ち込んで家に帰ってきました。

私は、どうイチローを宥めていいかわかりませんでした。

取り敢えず、イチローが食べ損ねたバームクーヘンを買ってきて、与えました。
また、イチローが好きそうな物を手当たり次第買って、イチローの機嫌をとりました。

後日、保育園に出向き、事情を聞きました。園の先生は、「考え方の違い」の一点張りでした。

園長先生との面談で、その先生は、ある新興宗教に関わっていて、そこの教祖が、「アンチアンパンマン」だったようなのです。いずれにしても、「公の仕事をやっているのに、それでは困る」と園長先生に伝えました。

園長先生も理解してくれ、その先生は、現場担当から外れました。

『アンパンマン』は、「自分が傷つくことなしに正義を行うことはできない」と言う、
やなせさんの哲学から生まれたものです。

『アンパンマン』を応援する園児たちは、頭で理解することより、心で理解しているのではないかと感じます。

私が、好きなやなせさん語録の一つです。これを紹介しておきます。

「アンパンマンは“世界最弱”のヒーロー。ちょっと汚れたり、雨にぬれただけでも、ジャムおじさんに助けを求める。でも、いざというときには、自分の顔をちぎって食べてもらう。そして戦います。それは私たちも同じ。みんな弱いけれど、そうせずにはいられないときもあるのです」




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コメント 4

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

社会全体に、アンパンマンが居るといいですね。
みんなの、気持ちが豊かになり、
凶悪事件も減りますね。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2013-10-20 08:53) 

orange

アイコンの柄が変わっていたので、あら?と思いました。
秋ですね^^。
イチローくん、訳も分からず動揺したでしょうね。
アンパンマンは国民的ヒーローですね。いつまでも心に残る。
by orange (2013-10-20 15:07) 

ayu15

なんか困った先生もいるんですね。
by ayu15 (2013-10-29 18:51) 

hiro

なんだかなぁ〜!! 横 濱男さん
仰る通りだと思います。

orangeさん
そうなです。アイコン変えました。
気づいていだたきましてありがとうございます。

ayu15さん
ほんとうに困った方でした。

皆様、訪問&ナイス&コメントありがとうございました。

by hiro (2013-11-03 17:52) 

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